1953年に日下武史ら10名で劇団四季を結成。ジャン・アヌイやジャン・ジロドゥなどフランス戯曲の上演を中心に活動をスタート。文化の一極集中排除を目指し全国で公演を展開し、演劇を通じて"人生の感動"と”生きることの素晴らしさ”を伝え続け、多くの演劇ファンを増やした。
また日本にロングランシステムを導引するなど日本演劇界に革命を起こし、芝居、ミュージカルだけでなく、オペラの演出も手掛けるなど、国内外で広く活動。1998年の長野冬季オリンピックでは開・閉会式総合プロデュースを務めた。
2014年、長年代表を務めていた劇団四季を退き、活動の拠点を浅利演出事務所に移す。年間3~4本ペースで公演を行い、最後まで現役演出家であり続けた。
2018年4月『ミュージカル李香蘭』が最後の演出作品となる。
2018年7月13日、85歳にて永眠。
<主な受賞歴>
紀伊国屋演劇賞、菊池寛賞、読売演劇大賞、ドイツ連邦共和国一等功労勲章、イタリア・アッビアーティ賞、中国政府友誼賞他、国内外での受賞多数。